• TOP
  • RESEARCH
  • エンジニアを志望する学生が仕事で使用したい言語、2年連続「Python」が1位

エンジニアを志望する学生が仕事で使用したい言語、2年連続「Python」が1位

24年度新卒プログラミングトレンド調査

  • 新卒就活

レバテック株式会社が運営する、ITエンジニア専門新卒向け就職支援エージェント、レバテックルーキー(https://rookie.levtech.jp/)は、24年度卒業予定のエンジニア志望大学生・大学院生200名を対象に、プログラミング言語に関するトレンド調査を実施しました。

タイトル

SHARE

  • X
  • Facebook

エンジニア志望学生の約7割が、在学中にプログラミング経験ありと回答

 エンジニアを志望する24年度卒業予定の大学生・大学院生のうち、全体の68.0%がプログラミング経験があると回答しました。

 プログラミング経験のある学生のうち、経験年数としては「6ヶ月未満(18.5%)」が最多となり、ついで「1年以上2年未満(14.5%)」「6ヶ月以上1年未満(14.0%)」と続きます。
 
在学中に学んだ言語で最も多かったのは、「Python(73.5%)」でした。ついで、「C/C++(60.3%)」「Java(36.8%)」という結果になりました。※複数回答

仕事で使用したい言語、2年連続「Python」が1位

 仕事で使用したいプログラミング言語1位は、2023年新卒対象の調査*1と同様に「Python(70.0%)」という結果になりました。ついで、「C/C++(46.0%)」「Java(46.0%)」と続きます。※複数回答

Pythonを仕事で使用してみたい理由は、「汎用性が高く、幅広い開発に使用されている言語だから(44.3%)」が最多となり、ついで「シンプルで書きやすいから(42.9%)」「作りたいサービスに利用できるから(30.7%)」となりました。 ※複数回答

 在学中に学んだ言語と仕事で使用したい言語が同様の順位だったことから、学んだ言語を仕事で活かしたいと考える学生が多いことが読み取れます。

※1.【2021年8月発表】23年度新卒プログラミング言語トレンド調査
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000407.000010591.html

エンジニア就活生が今後習得したい言語、「Java」が最多

 今後習得したいプログラミング言語1位は「Java(43.0%)」となり、ついで「JavaScript(35.5%)」「Python(28.5%)」という結果になりました。 ※複数回答

 Javaを習得したい理由は、「汎用性が高く、幅広い開発に使用されている言語だから(46.5%)」が最も多く、ついで「作りたいサービスとの親和性があるから(33.7%)」「シンプルで書きやすいから(15.1%)」でした。 ※複数回答

 2022年8月発表の調査*2では、「Java(BtoB)」の正社員求人倍率は21.8倍となり、Javaを使用するエンジニアの需要は依然として高い状況です。 Javaは多くのインターネットサービスで採用されており、幅広い開発で活用できる言語のため、今後もエンジニア市場において高い需要が見込まれるでしょう。

※2.【2022年8月発表】ITエンジニア・クリエイター正社員転職・フリーランス市場動向
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000490.000010591.html

<レバテックルーキー事業責任者からの一言>
 今回の調査から、エンジニアを目指す学生の約7割が在学中にプログラミングを経験していることが明らかとなりました。
 昨年度の調査*1では、在学中に勉強したプログラミング言語1位は「C/C++(62.0%)」となり、2位は「Python(54.6%)」でした。一方、今回の調査では「Python(73.5%)」が1位に上昇したことから、昨年と比較して学習者が増加していることが分かります。
 Pythonは、Webアプリケーション開発だけでなくデータ分析や機械学習などでも活用されており、世界で注目を集めるプログラミング言語のひとつです。今回の調査によって、2年連続でPythonが仕事で使用したいプログラミング言語1位になったことから、今後も学生からのPythonの人気は継続することでしょう。

<調査概要>
調査対象:エンジニア志望の大学生・大学院生200名(※24年度卒業予定)
調査年月:2023年1月11日~2023年1月13日
調査方法:Webアンケート調査
有効回答数:200名
調査主体:レバテック株式会社
実査委託先:楽天インサイト株式会社


SHARE

  • X
  • Facebook

contact contact

私たちが信じるITの力は、
まだまだ、こんなものじゃない