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エンジニアの案件応募に影響する要素の徹底調査

私服の可否で約10ポイントの差

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レバテック株式会社が運営するITエンジニア・クリエイター専門エージェント、 レバテックフリーランス( https://freelance.levtech.jp/)は、2020年に発生したフリーランス案件を基に、どのような条件がエンジニアの応募意思に影響しているかを調査いたしました。

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記事版はこちら |エンジニアの案件応募に影響する要素の徹底調査|レバテック
https://freelance.levtech.jp/guide/detail/1391/

リモートワークの浸透に伴い、応募意思獲得への影響が見られる

2020年4月の緊急事態宣言以降、レバテックではリモートワーク可能な案件の比率が増加傾向にあり、エンジニアへ提案する案件もリモート可の割合が高まっています。技術の特性上、Web系案件の方がリモート対応しやすく、業務系案件はリモートが難しいという傾向はありますが、2020年10月ごろから業務系案件でもリモート可の案件割合が上回るようになりました。

リモートワークの可否は応募意思へ影響していることが見受けられます。特にWeb系案件では、2020年4月の緊急事態宣言以降、リモート可の案件が不可よりも応募意思を獲得しやすい傾向が見られました。業務系案件でも、2021年1月からリモート可の案件の方が応募意思獲得率が上回るようになりました。

元々レバテックフリーランスでは常駐型案件をメインで扱っていたため、登録したエンジニアもその前提でいた方が多いと推察されますが、世の中にリモートワークが浸透するにつれエンジニアの意識にも変化が起きたと考えられます。

私服の可否で応募意思獲得率に約10ポイントの差が生じる

レバテックフリーランスの案件では、服装について「スーツ」「ビジネスカジュアル」「私服」の3つの区分があります。応募意思獲得率を見ると、私服とスーツ・ビジネスカジュアルを比べると私服の方が優勢で、数ポイント~10ポイント近い差が見受けられました。スーツとビジネスカジュアルとでほとんど差が見られないため、可能であれば私服可とした方がベターといえます。

週あたりの稼働日数による影響はさほど見られない

レバテックフリーランスでは、週5日稼働の案件を探すエンジニアが多いため、例えば「週3日から可能」といった時短案件であっても、現状では応募意思への影響はさほど見られません。ただし、世の中のトレンドとして時短や副業を求める人材も増えてきているため、週5日稼働以外でも受け入れ可能な準備をしておいた方が有利に働けることが考えられます。

精算基準時間は140~180時間/月がベター

精算時間を設ける場合は140~180時間/月のレンジが一般的で、このレンジ以外で精算基準時間を設定した場合、応募意思へのネガティブな影響が見られます。特段の事情が無い限りは140~180時間/月のレンジにした方が無難といえます。

調査概要
調査対象 : 「レバテックフリーランス」の業務委託案件のうち、サービスに登録したエンジニアへ実際に提案した案件が対象
調査期間 : 2020年3月1日~2021年2月28日

「応募意思獲得率」の定義 :
レバテックフリーランス登録エンジニアの方へ弊社のテクニカルカウンセラーから提案した案件のうち、応募意思を確認できた案件の割合を指す

案件カテゴリの定義 : 
ここではレバテックの案件カテゴリを以下のように区分している

  • Web系案件 : PHP、Python、Ruby、Scala、Elixir、Go、Java(BtoC)、JavaScript(サーバーサイド)、Android、Swift
  • 業務系案件 : Java(BtoB)、C#/C#.NET、C言語、C++(ゲーム以外)、ASP.NET、COBOL、VB.NET、Salesforce、VB(VBScript)、VBA

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