AIによるコーディングの効率化が進む一方、95.5%が「今後も人間のコードレビューは必要」と回答
業務におけるAI活用に関する実態調査
「日本を、IT先進国に。」をビジョンに掲げるレバテック株式会社( https://levtech.jp/ )は、ITエンジニア572名に対して、業務におけるAIの活用に関する実態調査を実施しました。
Summary
ITエンジニアの7割超が日常的にAIを活用、「ChatGPT」「Copilot Chat」が現場に浸透
業務におけるAIの使用頻度を調査したところ、「毎日使用している(43.4%)」と「週に数回使用している(28.3%)」を合わせて、7割超のITエンジニアが日常的にAIを活用していることが分かりました。
AIを活用している業務領域としては、「技術調査・情報収集(41.1%)」が最も多く、次いで「コーディング・実装(40.9%)」「ドキュメント・仕様書作成(28.0%)」と続きます。また、主に利用しているAIツールとしては、「ChatGPT(58.7%)」「Copilot Chat(43.6%)」「Gemini(38.3%)」が上位に挙がりました。
AI活用によって約4割が業務負荷の軽減を実感、コーディングの効率化が進む
AIの活用による業務全体の負荷の変化については、「大幅に減った(7.5%)」「やや減った(33.7%)」を合わせて約4割のITエンジニアが負荷軽減を実感しています。
業務負荷が減ったと感じる理由では、「コーディング・実装作業を効率化できた(54.2%)」が最も多く、次いで「単純なバグ修正やリファクタリングが減った(45.8%)」「技術調査・情報収集の時間が短縮された(36.9%)」となりました。
95.5%が「今後も人間のコードレビューは必要」と回答、最終的な品質担保は人間が担うとの認識
AIが生成したコードについて、人間によるレビューの必要性を尋ねたところ、「必要だと思う(53.8%)」と「場合によっては必要だと思う(27.3%)」を合わせて8割超が必要性を感じています。さらに、「今後も人間によるレビューは必要だと思うか」という問いに対しては、「今後も必要であり続けると思う(49.4%)」「当面は必要だと思う(46.1%)」を合わせて95.5%に達しました。
今後も人間によるレビューが必要な理由としては、「AIの判断だけでは、ビジネス要件やユーザー文脈を十分に担保できないため(66.4%)」が最も多く、次いで「セキュリティや品質に関する最終責任は人間が負う必要があるため(43.8%)」、「システム全体の整合性やアーキテクチャ判断には人間の関与が必要なため(37.9%)」となりました。AIによるコード生成が進むなかでも、ユーザー視点でのサービス設計やリスク判断、最終的な意思決定など、人間ならではの役割が引き続き求められていることが分かります。
〈レバテック株式会社 代表執行役社長 泉澤 コメント〉
今回の調査では、AI活用がITエンジニアの現場にすでに浸透し、コーディングや技術調査などの業務効率化に寄与している実態が明らかになりました。一方で、多くのエンジニアが、AIが生成した成果物に対する最終的なレビューや意思決定は引き続き人間が担うべきだと認識していることも分かりました。
人間によるレビューが必要とされる理由としては、「ビジネス要件やユーザー文脈の理解」「品質・セキュリティに対する責任」「システム全体を見据えた判断」などの必要性が挙げられており、AI時代におけるITエンジニアの価値は、技術知見を踏まえた判断や最終的な意思決定を担う役割へとシフトしつつあることがうかがえます。
AIによるコーディング支援が高度化するなかで、「その実装が本当に適切か」「事業やユーザーにとって望ましいものになっているか」を見極める力は、これまで以上に重要になっていくのではないでしょうか。
◆泉澤 匡寛・プロフィール
2017年、レバレジーズ株式会社に入社。新規事業の責任者として、IT特化型就職支援サービス「レバテックルーキー」や、複数サービスを立ち上げ、事業の基盤を築く。
2021年、レバテック ITリクルーティング事業部部長に就任し、事業戦略の立案、採用、業務最適化を推進し、複数ブランドの成長を多角的に牽引。2023年4月にレバテック執行役員に就任し、2025年4月1日付で執行役社長に就任。
<調査概要>
調査年月:2026年5月26日~2026年5月28日
調査方法:インターネット調査
調査主体:レバテック株式会社
実査委託先:GMOリサーチ&AI株式会社
有効回答数:572名
調査対象:20歳~59歳のITエンジニア


