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フリーランスに転身したエンジニア・クリエイターが案件選びで最も重視するのは「企業・サービスのブランド」より「収入」と「スキルアップ」

~エンジニア・クリエイター向け求人サイト「レバテック」ユーザーアンケート~

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レバレジーズ株式会社(本社:東京都渋谷区、代表取締:岩槻知秀)は、業界最大手のエンジニア・クリエイター向け求人サイト「レバテック」( https://levtech.jp/ )にて、フリーランスに転身したエンジニア・クリエイターを対象としたアンケート調査を実施し、739名より回答を得ました。
以下、調査結果をご報告します。

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◆調査概要
調査方法  :調査用紙による紙のアンケート
調査対象  :「レバテック」へ新たに登録したエンジニア・クリエイター
有効回答数 :739名
調査期間  :2015年1月14日~2015年12月3日

フリーランスに転身したエンジニア・クリエイターの52%が30代。

【図1】あなたの年齢を教えてください。

エンジニア・クリエイターの39%が「収入の増加」を目的にフリーランスとしての活動を開始。「起業」のためにフリーランスの道を選ぶのは25%。

【図2】フリーランスとして活動を始めた理由を教えてください。

最も多かったのは「収入を増やしたかったから」で39%。全体の4割近くが、フリーランスに転身することで収入の伸びを期待できると考えていることが分かります。続いて、「起業したいから」が25%となり、回答者の4人に1人が起業願望を抱いていたことに。また、「趣味に使える時間を増やしたかったから」の回答が12%に上り、フリーランスならではの自由な働き方を望んだ転向が、一定数あると推測できる結果となりました。

フリーランスに転身したエンジニア・クリエイターが案件選びで重視するのは、企業やサービスの知名度・ブランドより「収入」と「スキルアップ」

【図3】案件を選ぶうえで最も重視するポイントを教えてください。

案件を選びのポイントとして、3人に1人は「収入」を、4人に1人は「スキルアップ」を選択。高単価重視の傾向が強いことが明らかになるとともに、やりたい領域の案件を手がけスキルを磨く積極的な姿勢も目立ちました。また、「作業時間(13%)」や「作業場所(10%)」、「人間関係(10%)」など、労働環境に関わる内容を重視する回答も合わせて3割に。作業のしやすさも案件を選ぶうえで欠かせない尺度の1つに数えられているようです。いっぽう、「企業/サービスの方針・理念への共感」は5%、「企業/サービスのブランド・知名度」は1%に留まり、フリーランスとして活動する上ではあまり重視されないことが分かりました。

フリーランスに転身したエンジニア・クリエイターの44%は直近1年で収入が上がり、20%は収入が下がっていた。

【図4】現状の収入への満足度を教えてください。

【図5】直近1年での収入の推移を教えてください。

直近1年での収入の推移について尋ねた結果、半数近くの収入が増加していました。いっぽうで、「変わらない」が36%を占め、さらに「やや減った」「大きく減った」の両回答を合わせると、5人に1人は直近1年間で収入がダウン。Webエンジニア・クリエイターの人材不足を背景に需要が増す中でも、収入アップの実現につなげられなかったという経験を持つ人も少なくないようです。

フリーランスに転身したエンジニア・クリエイターの2人に1人はフリー期間が未定。一方、4人に1人は5年以上のフリーランス期間を予定している。


【図6】今後、フリーランスとして活動する予定の期間について教えて下さい。

フリーランスとしての活動予定期間は2人に1人が「未定」。景気やニーズの動向を見極めながら、働き方を判断するスタンスの持ち主が、相当数に上ることが見て取れました。さらに、今後「4~5年」「5~10年」フリーランスとして活動していきたいと答えた人がそれぞれ10%程度、「10年以上」が20%程度という結果に。フリーランスに転身したエンジニア・クリエイターの4人に1人が「5年以上活動していきたい」と回答しており、フリーランス活動に前向きな回答者も多く見られました。


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