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【調査レポート】50代のフリーランスエンジニア直近2年で1.6倍

ワーク・ライフ・バランスの実現を求め、ミドル・シニア層がキャリアチェンジ

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レバテック株式会社が運営するITエンジニア・クリエイター専門エージェント、レバテックフリーランスは50代以上のフリーランスエンジニアの意識調査を発表しました。
2019年5月に政府が発表した高年齢者雇用安定法の改正案では、70歳までの雇用に関する企業の努力義務としてフリーランスの支援に関する項目が追加されました。このような政府の支援によって今後フリーランス人口が増加する可能性も予想されます。そこで、施行に先駆けレバテックフリーランスは、同社と契約している50代のフリーランスエンジニアのうち100名を対象に意識調査を実施しました。

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50代のフリーランスエンジニアの契約者が2年で1.6倍に

レバテックフリーランスで契約する50代のフリーランスエンジニアが、2017年から1.6倍に増加していることがわかりました。

50歳を過ぎてからフリーランスへ転向するエンジニアが27.9%

レバテックフリーランスに契約している50歳以上のエンジニアのフリーランス経験年数の割合を見ると、フリーランス歴10年以上のエンジニアが26.5%、フリーランス歴1年未満のエンジニアが27.9%とその割合に大差なく、50代からフリーに転身する人が一定数存在することが明らかになりました。フリーランス歴1年未満のエンジニアは、SIer経由で業務システムの案件に参画されている方が多く、経歴3年〜10年のエンジニアの方はWeb系の案件への参画が目立ち、収益基盤であるプロダクトを任されている傾向にあります。また、経歴が10年以上のエンジニアになると、研究開発案件に関わっている方も目立ちました。

一番多い利用言語はC言語/C++

これまで40年以上、ソフトウェアからハードウェアまで様々な開発現場で採用されてきたC言語、C言語を拡張したオブジェクト指向のプログラミング言語であるC++が19.2%、次いでシェア第2位は14.4%のPHPでした。情報系の学校や新卒入社時の研修でC言語を学んだエンジニアも多く、世代を反映する結果となりました。

ライフ・ワーク・バランスを求め、フリーランスに転向する傾向

対象のエンジニアの中からランダムに選出した20名にフリーランスについてヒアリング調査を実施したところ、次の回答が多く得られました。

  • フリーランスになったきっかけ
    「ワーク・ライフ・バランス実現のため」
    「収入を増やすため」
    「スキルや経験値を上げるため」
  • フリーランスになって良かったこと
    「仕事を選択することができる」
    「人間関係によるストレスが軽減した」
    「理想のワーク・ライフ・バランスが実現できた」
  • フリーランスとして働く上で不安を感じること
    「今後の収入」
    「社会保障」

50代のエンジニアは自身の理想とするワーク・ライフ・バランス実現を目的にフリーランスへキャリアチェンジする方が増えている一方で、その多くは今後の収入を不安視しているという結果になりました。

今後レバテックでは、上記のようにフリーランスの方が抱える悩みの解決の糸口となるようなセミナーやイベントなどの開催も予定しています。

調査対象
調査対象:レバテックフリーランスと契約中の50歳以上のフリーランスエンジニア100名
集計期間:2019年6月13日〜2019年6月21日
調査方法:Web調査


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