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社会人エンジニアの約9割が、新卒での就活時、エンジニアに詳しい人に相談できていなかった

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レバテック株式会社が運営する、ITエンジニア専門新卒向け就職支援エージェント、レバテックルーキー( https://career.levtech.jp/rookie/ )は、エンジニアとして新卒で入社をした20歳から50歳までの社会人エンジニア300名を対象に、企業の選び方調査を実施しました。

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新卒での就活時、3人に1人が企業選びの判断軸で「業務内容」を重視

 社会人エンジニアが、新卒時に就職活動をしていた企業選びの判断軸の1位は「勤務地(41.7%)」となり、2位は「業務内容(32.3%)」という結果になりました。約3人に1人のエンジニアが、新卒入社時に業務内容を重要視していたようです。次いで「給与(25.7%)」「事業内容(25.0%)」と続きます。※複数回答

現役のエンジニア志望学生に向けた調査*1では、企業選びの判断軸で最も回答が多かったのは「職場の雰囲気(41.2%)」、次いで「給与(34.0%)」「事業内容(33.4%)」「業務内容(31.8%)」と続きます。コロナ禍のエンジニア就活生は、勤務地よりも一緒に働く人や風土を重要視しているようです。

一方で、回答数が少なかったのは「ミッション・ビジョンへの共感(3.3%)」「働く環境(リモート勤務など)(3.3%)」「評価制度(2.0%)」という結果になりました。※複数回答

※1.2021年11月発表「新卒エンジニアに聞く、企業の選び方調査」
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000429.000010591.html

社会人エンジニア、仕事選びで最も妥協できる条件は「ネームバリュー」

 社会人エンジニアの今後仕事選びで妥協できる条件で最も多かったのは、「ネームバリュー(46.7%)」となり、次いで「会社の規模(34.0%)」「研修や教育制度(25.7%)」という結果になりました。※複数回答

2020年12月に発表した同様の調査*2では、仕事選びで妥協できる点の1位に「ネームバリュー(60.6%)」、2位は「会社の規模(53.7%)」と大きな変動がないことから、入社する会社のネームバリューよりも、実際に携わる業務内容や給与を重要視する社会人エンジニアが多いことが分かります。

※2.2020年12月発表「社会人エンジニアに聞く、企業の選び方調査」
https://leverages.jp/wp-content/uploads/2020/12/d9c60c70caf8c3b8656632883cb9d401.pdf

もう一度就活をやり直すなら給与重要視する人が最も多い

 社会人エンジニアが新卒としてもう一度就職活動をするならば、企業選びにおいて最も重要視する判断軸の1位は「給与(61.0%)」となりました。次いで、「業務内容(26.7%)」「働く環境(リモート勤務など)(22.0%)」と続きます。※複数回答

就職活動時の企業選びの軸として回答が少なかった1つに、「働く環境(リモート勤務など)」が挙げられました。しかし、働き方改革の推進や新型コロナウイルス感染拡大の影響を受けて、現在は「働く環境(リモート勤務など)」を重要視する傾向にあるようです。

今後エンジニアを採用する企業は、エンジニアの働く環境の整備やリモートワークの推進が、採用成功への鍵になるのことが考えられます。

就活時、全体の約9割がエンジニアに詳しい人に相談できていない人

 新卒での就職活動時、エンジニアに詳しい人に相談できていた人は、全体の11.3%という結果になりました。ほとんどの人がエンジニアに対して専門的な知識を持っている人に相談できていなかったようです。

相談できていた人の半分以上が「卒業した学校の先輩やOBOG(52.9%)」に相談をしています。次いで「卒業した学校の教授・教員(47.1%)」と続きます。多くの社会人エンジニアは、新卒時に自身が所属する学校のつながりで就活相談をしていたことが分かりました。

社会人エンジニアが選ぶ、新卒時にエンジニア就職の相談相手として最も適しているのは「エンジニアの社会人(73.3%)」という結果になりました。次いで、「卒業した学校の先輩やOBOG(43.0%)」「就活エージェント(17.7%)」と続きます。

今後エンジニアとして新卒入社を検討している就活生は、現役の社会人エンジニアやエンジニアに詳しいエージェントから情報を得たりキャリア相談をすることで、より良いファーストキャリアの形成ができるのではないでしょうか。

<事業責任者中嶋からの一言>
今回の調査から、社会人エンジニアの4人に1人が、企業選びの軸でリモートワークなどの働く環境を重視することが分かりました。また、現役のエンジニア就活生で最も回答が多かったのは「職場の雰囲気(41.2%)」*1となり、働き方改革の推進やコロナ禍による社会の変化が、エンジニア就活生の志向性にも影響を与えています。

今後、エンジニアを採用する企業は、時代の変化に併せたリモートワーク推進やエンジニア支援制度などの導入が、採用成功への重要なポイントになると考えられます。

※1.2021年11月発表「新卒エンジニアに聞く、企業の選び方調査」
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000429.000010591.html

<調査概要>
調査対象:エンジニア職で新卒入社した社会人エンジニア300名
調査会社:楽天インサイト株式会社(調査協力)
集計期間:2021年10月26日~2021年10月29日
調査方法:Webアンケート調査
有効回答数:300名(20歳~50歳)


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