• TOP
  • RESEARCH
  • 【エンジニア働き方事情調査】コロナ禍でのエンジニア転職、約5割が「フルリモート」を重視

【エンジニア働き方事情調査】コロナ禍でのエンジニア転職、約5割が「フルリモート」を重視

  • 正社員転職

レバテック株式会社が運営するITエンジニア専門転職エージェント、レバテックキャリア( https://career.levtech.jp/ )は、現在ITエンジニアとして働く538名を対象に、コロナ禍におけるリモートワークや副業の有無などの働き方について調査を実施しました。

タイトル

SHARE

  • X
  • Facebook

約7割のエンジニアがリモートワークを実施

調査の結果、67.8%のエンジニアが、現在リモートワークをしていることが明らかになりました。そのうち、「新型コロナウイルス感染拡大後にリモートワークが導入された」エンジニアは77.0%。新型コロナウイルス感染拡大の影響が、エンジニアの働き方に大きく変化を与えていることが伺えます。

また、新型コロナウイルス拡大の影響を受けて、仕事選びで重要視する点が変わった人の中で最も多かったのは、「勤務地(54.9%)」となり、次いで「フルリモート可能(53.7%)」「勤務時間(53.7%)」となっています。※複数回答

リモートワークが多くの企業で導入されたことにより、勤務地やリモートワークなど、働き方の柔軟性へのニーズが強まったと考えられます。

リモートワークで困ったことの第1位、「社内の人とコミュニケーションが取りにくくなった」

リモートワークを行ったことによる生産性の変化については、「変化なし(59.8%)」が多数となりました。また、「下がった(25.6%)」が「上がった(14.6%)」を上回ったことで、リモートワークが生産性向上にはつながりにくいことが見受けられます。

リモートワークで業務を行うにあたり、困ったことで最も多かったのは、「社内の人とコミュニケーションが取りにくくなった(48.2%)」。次いで、「仕事とプライベートの切り分けができない(27.4%)」「社外の人とコミュニケーションが取りにくくなった(19.2%)」と続き、コミュニケーションの問題が多く見られる結果となりました。
リモートワークにおけるコミュニケーション設計をどのように行うかが、生産性を維持するための重要なポイントになりそうです。

副業を行っているエンジニアは6%と、ごく小数

現在副業を行っているエンジニアは、6.1%と、ごく少数であることもわかりました。「現在副業をしていないが、今後したい」という回答が41.1%となり、約4割のエンジニアが副業を希望しているものの、実際に副業するにいたってはいないことが明らかになりました。

<事業責任者泉澤からの一言>
今回の調査から、新型コロナウイルス感染拡大の影響がITエンジニアの働き方に大きく影響を与えていることがわかりました。特に、「リモートワークができるかどうか」が、勤務先を選ぶにあたっての重要なポイントになっていると考えられます。働き方の柔軟性が、エンジニア採用成功へのカギとなっていくでしょう。

また、副業を行っているエンジニアの割合は少ないことが明らかになった一方で、弊社では長年エンジニアの方の転職支援をしておりますが、スキルの高いエンジニアの方ほど自分のエンジニアリングスキルを様々な場所で試したい気持ちが強い傾向にあります。今後、ハイクラスエンジニアを採用する可能性の高い企業は、副業を認めることが採用成功における重要な要素になるのではないでしょうか。

<調査概要>
調査対象:現在ITエンジニアとして就業している方538名
調査会社:株式会社インテージ(調査協力)
集計期間:2021年6月11日~2021年6月14日
調査方法:Webアンケート調査
有効回答数:538名


SHARE

  • X
  • Facebook

contact contact

私たちが信じるITの力は、
まだまだ、こんなものじゃない