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エンジニアの約半数が、今後の働き方でフルリモート勤務を希望

リモートワーク事情調査(後編)

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テック株式会社が運営する、ITエンジニア中途向け転職支援エージェント、レバテックキャリア( https://career.levtech.jp/ )は、社会人エンジニア300名及び中途エンジニアを採用する企業の採用担当者296名を対象に、ITエンジニアのリモートワーク事情調査を実施しました。

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今回は前編・後編に分かれた発表となり、前回の調査*1に続く「リモートワーク事情調査」の後編として、ITエンジニアのリモートワークに関する制度や今後の転職事情についてお届けいたします。
※1.2022年3月発表「ITエンジニアのリモートワーク事情調査(前編)」

社会人エンジニア、リモートワークであったら嬉しい制度1位は「固定費の負担」

 社会人エンジニアがあったら嬉しいと思う、リモートワークに関する制度の1位は「固定費の負担*2(53.7%)」、ついで「PCやスマートフォンの支給(51%)」「デスクや椅子等の作業環境に関する手当て(43%)」と続きます。「メンタルケア制度(5%)」「ヘルスケア制度(4%)」の回答は少なく、福利厚生の優先度としてはそこまで高くないようです。(複数回答)

※2.リモートワークにより発生した光熱費やWi-Fi代などの固定費を指す

リモートワーク導入企業、福利厚生で最も多いのは「PCやスマートフォンの支給」

一方で、リモートワークを導入している企業が既に導入している制度で最も多かったのは「PCやスマートフォンの支給(80.5%)」、ついで「自宅のネットワーク環境整備(21.7%)」「デスクや椅子等の作業環境に関する手当て(20.6%)」という結果になりました。(複数回答)

社会人エンジニアの中で最も人気が高かった「固定費の負担(15.5%)」は、上位ランク外となり、働き手の意向に反して導入する企業が少ないことが明らかになりました。

転職活動時に選考を受けたい企業、社会人エンジニアの約半数が「フルリモート」を希望

 今後の働き方として、リモートワークを希望する人は全体の85.7%でした。さらに、リモートワークの頻度は、全体の46%が「フルリモート」を希望していることが明らかとなりました。

社会人エンジニアが今後転職を検討する際に、選考対象となる企業の働き方として最も多かったのは「フルリモート(38.7%)」という結果になりました。ついで多かったのは「特にこだわりはない(27%)」となり、選考を受けるかどうかにおいて、働き方にこだわりを持たない人も、一定数存在するようです。

一方で、最も少なかったのは「リモートワーク導入なし(3%)」と、フルタイムで出社を希望する人はごく僅かであることが分かりました。

  
<事業責任者泉澤からの一言>
 前回*2の調査から、7割以上のエンジニアがリモートワークをしており、そのうち約半数がフルリモートで働いていることが明らかとなりました。さらに今回の調査では、4割近くのエンジニアがフルリモート勤務が可能であれば選考を受けたいと回答し、コロナ禍の働き方としてリモートワークは、既に世の中で一般化していることが推測できます。

新型コロナウイルスの感染拡大により、働き方に関する世の中の考え方が大きく変化していますが、今後はアフターコロナを見据えた制度の見直しやツールの導入などを検討していく必要がありそうです。現在リモートワークを導入していない企業や実施頻度が少ない企業は、リモートワークを積極的に導入していくことが、社会人エンジニアの採用成功に繋がるのではないでしょうか。

※1.2022年3月発表「ITエンジニアのリモートワーク事情調査(前編)」

<調査概要>
調査対象:社会人エンジニア300名/エンジニアを採用する企業の中途採用担当者296名
調査会社:楽天インサイト株式会社(調査協力)
集計期間:2022年2月8日~2022年2月13日
調査方法:Webアンケート調査
有効回答数:300名(中途採用担当者296名)


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