マーケティング部 S.Y

INTERVIEW

レバテックを必要とする人たちのために、そしてレバテック自身の成長のために、自分ができることは全部やる。

マーケティング部
S.Y

レバテックを必要とする人に

オールインハウスというアプローチを採用し、マーケティング戦略の立案からシステムデザインまで、すべてのマーケティング活動を社内で完結させているのが、当社のマーケティング部の特徴です。
組織内には、オウンドメディアを手掛けるメディアプロダクト室をはじめ、広告を主に扱うプロモーション・ブランド戦略室、既存顧客をリピーター化するための施策を考えるCRMなど、全部で6つの専門領域が設けられています。

自分が今、メインで担当しているのは、レバテックキャリアという転職エージェントサービスと、レバテックダイレクトというスカウト型求人メディアの登録者を増やすための広告運用です。リスティング広告からディスプレイ広告、SNSまで、Web広告と呼ばれるものはすべて扱っていて、プロモーションの仕事としては、これに加えて、YouTube広告の配信にも携わっています。

Web集客は、コストをかければおそらく無限にできてしまうもの。ただ自分としては、単純にコンバージョンレートを上げて登録者数を増やせればいいとは考えていません。
サービスを認知してもらう段階での施策だけでなく、その次の、サービスを正しく理解してもらう段階での施策、実際に登録してもらう段階での施策、そしてCRMにおけるナーチャリング(顧客育成)の施策までを、一連の繋がりのあるのものとしてそれぞれもっと掘り下げて、「何となく名前を聞いたことがあるから利用する」ではなく、「自分に合っている(必要な)サービスだと思うから利用したい」という登録者を増やしていくことを目指しています。

最初に広告運用と言いましたが、こうしたフェーズごとのコミュニケーション施策の最適化を考えている仕事と言った方が実態に近いかもしれません。
マーケティングは「とりあえずやってみる」が最も良くないことだと思っていて、今後はさらに、顧客離脱を防ぐための施策なども含め、より一層、コミュニケーション設計を緻密にしていきたいと考えています。

昨年は、自分が手掛けたプロモーション集客からの売上が前年比230%増しになり、半期に一度の全社総会でベストマーケターを受賞することができました。
現在は、マーケティング部全体の数値進捗管理を行う流入責任者も務めていて、マネジメント層と顔を合わせる機会も増えたのですが、おかげで近頃は「坂浦がそう言ってるんだったら大丈夫だろう」と、大きな予算が必要な施策なども、スピーディーに承認してもらえるようになりました。

2つの嬉しくて楽しい瞬間

2つの嬉しくて楽しい瞬間

自分にはマーケティングの仕事をしていて嬉しいと感じる瞬間が2つあります。1つは、ものの見方や視点を変えたり、切り取り方を変えることで、元々あったものを、以前とは違う形でうまく活用できたとき。
例えば、リスティング広告の入札単価は普通、競合が多ければ大きく跳ね上がりますが、そもそも集客のターゲットを変えて、それでも変わらぬアウトカムを出すことができれば、戦う必要自体がなくなります。こうした発想の転換に気づいたときはいつも気分がいいです。

そしてもう1つは、自分が制作ディレクションという役割でクリエイティブにも携わったLPやバナー広告が、見てもらいたい人たち、つまりレバテックのサービスを必要としている人たちにしっかり届いて、受け入れてもらえたとき。
マーケターとして、顧客インサイトを把握できたという達成感もありますし、自分だけでなく、制作に携わってくれたデザイナーやディレクターたちの、作品への評価にも繋がるので、とても嬉しく感じます。

インハウスマーケターに感じた可能性

インハウスマーケターに
感じた可能性

前職は、広告代理店で法人営業の仕事をしていました。パッケージ化されたサービスを販売するのが仕事で、お客様の課題感がそのパッケージの外にある場合は、当然、解決することは叶いません。営業職の自分でも、もっと良い策がいくつも思いつくのに…といつも忸怩たる思いを抱いていました。

それであるとき、だったら自分でパッケージを作る仕事に就こうと思い立ち、マーケティングについて広くリサーチしたところ、代理店の他にも事業会社のインハウスマーケターという形態があることを知りました。
そんなときに偶然、高校の同級生がSNSで、当社のリファラル採用の情報をアップしているのを見つけたんです。すぐに、「マーケティング未経験だけど、応募していいだろうか?」と問い合わせてみると、「大丈夫!」と返事があり、トントン拍子で転職が決まりました。

ただ、入社直後は、正直いうと、かなり大変でした。今はもうそのようなことはないのですが、当時は中途未経験は自分くらいで、とりあえず広告の運用からはじめてみようと言われたときは、何から手をつければよいか分からず困り果てた記憶があります。
そんな状況で何とかくらいつくことができたのは、自分より若く社会人経験も浅いメンバーがあまりにも優秀だったから。データ分析のリテラシーが高い人が大勢いて、データサイエンティスト顔負けの分析をしていたり、Pythonを書いていたりする姿を見て、触発されました。自分の中の“当たり前”のレベルがすごいスピードで上がっていったのを今でもよく覚えています。

裁量が大きく、自己研鑽できる環境

裁量が大きく、自己研鑽できる環境

レバテックに入社して良かったと思うのは、一人ひとりに与えられる裁量が大きいところだと思います。予算や規模が大きくなっても、きちんとロジカルな説明ができれば認めてもらえます。広告運用でできることが増えるのもそうですし、何より自分のことを信頼してくれていると思えることが、働く環境として申し分ありません。

あとは、自己研鑽できる環境が整備されている印象が強いです。例えば、ここのラインまでは絶対にクリアしてほしいという事業目標があって、そこを超えると、その先はどんな方法で売上アップを目指してもいいだとか、そこのラインを達成できるのであれば手法は何でもいいよといった具合に、一人ひとりが自分で考える機会がとても多くあります。

自分は今、広告運用を手掛けていますが、極端な話、目標を達成できるのなら、手段は広告の運用でなくてもいいという社風なので、視野も自然と広がり、いろんな可能性を検討する習慣が身につきました。
代理店には扱えないファーストパーティデータをビジネスに活用する方法はまだまだあると思いますし、データマーケティングとクリエイティブとの融合による新たなコンテンツ開発に力を注ぐというのも面白そうだと感じています。

レバテックのためになることをやる

レバテックのためになることをやる

今後のキャリアビジョンについては、表現が少し難しいのですが、自分がどうなりたいかとか、絶対にこれがやりたいというのはあまりなくて「レバテックの事業が大きくなるのであれば何でもやります」というのが正直な気持ちです。

Web広告も、プロモーションチームではだいたい皆、そこからキャリアをはじめるのですが、変化が激しい広告商品で、最新情報をキャッチアップするだけで大変ということもあって、これを極めようという人は社内でもあまりいませんでした。
だったら自分がやろうと思ってはじめたのがそもそものきっかけで、ただ今はまだゴールも見えていないので、今後どうなっていくかは全然想像できていないのですが、自分でこの領域は極められたと思ったら、そのときに次のことを考えようと思っています。

同じように、みんながあまりやりたがらないことでも、誰かがやらなければいけないことであればやるというのが自分のポリシー。
今、任されている流入責任者の仕事も、スタッフたちにかなり細かい管理を強いるため、手放しで面白い仕事とは言えませんが、常に集客を頑張り続けなければならない状態では、いつまでも新しい試みができないので、会社が今後、成長し、もっと面白いことをしていくためには欠かせない仕事だと思っています。

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