関東最大級のIT人材支援企業、レバテックが2018年に福岡進出
レバレジーズの全額出資子会社であるレバテックは、2018年1月4日にアクロス福岡に福岡支店を設立します。東京・大阪に続く3拠点目です。12年間にわたるフリーランスエンジニア、クリエイターへの案件提案やIT人材紹介・派遣で培った実績を武器に転職支援事業から着手し、初年度は年間100人の支援を目指します。
福岡進出の狙い
IT人材不足は年々深刻化しており、2030年には約59万人が不足するといわれています。弊社は親会社レバレジーズ(本社 東京、代表取締役 岩槻知秀)創業当初の2005年より業界に先駆けてIT人材の派遣・紹介業を展開。これまでにレバテックを利用したIT人材は5万5,000人を超え、その数は関東最大級です。
福岡市は2014年5月に国家戦略特区「グローバル創業・雇用創出特区」に選出されて以来、スタートアップ支援に注力しています。2017年にはスタートアップ法人減税を導入した他、官民共働型スタートアップ支援施設「FUKUOKA growth next」を開設。都心へのアクセスの良さやオフィスコストの低さも相まって、福岡市に活動拠点を置くスタートアップ企業やIT企業が増え、エンジニアやクリエイターといったIT人材の需要が急増しています。
一方、福岡市はUターン希望者の受け入れ体制に課題を抱えています。電通九州の調査によると、上京した福岡都市圏出身者500人のうち52%は福岡へのUターンを希望しているものの、「現在の収入水準を維持するのが難しい」(33.8%)、「経験やスキルを活かせる仕事がない/働き方ができない」(30.4%)という理由でUターンが実現できていません。(※1)
そこでIT人材の転職やフリーランス参画を支援するレバテックは、東京、大阪に続く3番目の拠点として2018年1月に福岡支店を開設します。IT人材とスタートアップ、IT企業を繋ぎ、福岡経済の発展に貢献します。
※1 参考:株式会社電通九州プレスリリース(2017年11月6日発表)
「東京に住む福岡出身者の 2 人に 1 人は、「東京卒業」の意向あり。~電通九州、『首都圏在住者のUターン意向調査』を発表~」
福岡支店について
住所:〒810-0001 福岡県福岡市中央区天神1-1-1 アクロス福岡10F(東オフィス)
TEL:092-718-1681
FAX:092-718-1660
営業開始日:2018年1月4日(予定)
福岡での展望
1月に福岡支店を設立し、サービスを開始します。設立後半年以内に担当スタッフを5名以上に増やし事業を拡大していきます。正社員の転職支援「レバテックキャリア」、フリーランス参画支援「レバテックフリーランス」およびIT人材向けの無料勉強会「ヒカ☆ラボ」など様々な事業を展開し、2018年度中に福岡県を中心とした地域で100名以上、2020年度には500名以上の転職およびフリーランス参画支援を目指します。
代表執行役社長・林よりコメント
この度、大阪支店に続いて福岡支店を設立することにいたしました。スタートアップ支援に注力されている地域ということもあり、多くの福岡の企業からエンジニア・クリエイターが採用しにくいと聞いています。東京と大阪で培った弊社のノウハウ活用はもちろんのこと、東京・大阪・福岡という拠点の連携体制を強化してエンジニア・クリエイターのみなさんが今以上に働きやすい環境をつくっていきます。
レバテック株式会社 代表執行役社長
林 英司 (はやし えいじ)
2011年にレバレジーズ入社。レバテックフリーランスのキャリアコンサルタント、事業部長を経てレバテック代表執行役社長に。 キャリアコンサルタント時代には、年間約300人のフリーランスエンジニアのカウンセリングを担当し、企業とエンジニアのマッチングに尽力した。現場を離れた今でもキャリアコンサルタントの資格を取得するなど常に現場に目を向けて事業を運営する。