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社会人エンジニアの4割以上が、新卒での就活に対して「後悔している」と回答

社会人エンジニアに聞く、企業の選び方調査

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レバテック株式会社が運営する、ITエンジニア専門新卒向け就職支援エージェント、レバテックルーキー( https://rookie.levtech.jp/ )は、新卒でエンジニアとして入社をした20代から30代の社会人エンジニア300名を対象に、企業の選び方調査を実施しました。

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新卒での就活時、3人に1人が企業選びの判断軸で「職場の雰囲気」を重視

社会人エンジニアが、新卒時の就職活動で最も重視した企業選びの判断軸は「勤務地(41.0%)」でした。次いで、「職場の雰囲気(30.7%)」「給与(27.7%)」「事業内容(27.3%)」と続きます。新卒の就職活動では、エンジニアとして携わる事業や具体的な業務内容よりも、働く場所や会社のカルチャーを重視する人が多いようです。※複数回答

一方で、最も回答数が少なかったのは「評価制度(0.7%)」、次いで「勤務時間(3.7%)」「残業時間(4.0%)」という結果になりました。※複数回答

社会人エンジニアの4割以上が、新卒での就活に対して「後悔している」と回答

社会人エンジニアのうち、新卒での就職活動に対して「後悔している」と回答した人は、全体の42.3%という結果になりました。約4割以上のエンジニアが、新卒で入社した企業や当時の就職活動に対して悔いを感じていることが読み取れます。

社会人エンジニアが、新卒としてもう一度就職活動をするならば、最も重視したい企業選びの判断軸の1位は「給与(56.3%)」でした。次いで、「福利厚生(27.7%)」「業務内容(24.3%)」と続きます。社会人エンジニアに向けた転職意識調査*1では、転職理由1位は「収入アップのため(42.4%)」となり、エンジニアの企業選びでは給与が特に重視されているようです。※複数回答

エンジニアは技術力が給与に反映されやすい職種のため、ファーストキャリアでスキルをいかに高められるかが生涯年収に大きく関わるといえます。新卒でエンジニアを目指す就活生は、キャリアに悔いを残さないよう、技術力が身につく業務内容や環境であるかを見極める必要があるでしょう。

※1.2022年10月発表「社会人エンジニア300名を対象、転職意識調査」
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000503.000010591.html

仕事選びで妥協できる条件1位は、3年連続で「ネームバリュー」

社会人エンジニアが選ぶ、今後の企業選びで妥協できる条件1位は「ネームバリュー(43.3%)」、次いで「会社の規模(34.0%)」「ミッション・ビジョンへの共感(26.3%)」でした。※複数回答

過去2年で発表した同様の調査*2,3においても、仕事選びで妥協できる条件の1位は「ネームバリュー」であったことから、3年連続で最多の結果となりました。社会人エンジニアの企業選びにおいては、会社の知名度や規模よりも給与や業務内容を重視する傾向にあるようです。

※2.2021年12月発表「社会人エンジニアに聞く、企業の選び方調査」https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000433.000010591.html
※3.2020年12月発表「社会人エンジニアに聞く、企業の選び方調査」https://leverages.jp/wp-content/uploads/2020/12/d9c60c70caf8c3b8656632883cb9d401.pdf

社会人エンジニアの約8割が、新卒での就活時エンジニアに詳しい人に相談できず

社会人エンジニアのうち、新卒での就職活動時にエンジニアに関する知識を有する人に相談できていたのは、全体の15.7%となりました。8割以上のエンジニアが、就職活動時にエンジニアに詳しい人に相談できていなかったようです。

相談できていた人のうち、就職活動に関する相談相手として最も多かったのは「友人や知人(44.7%)」、次いで「社会人エンジニア(40.4%)」「卒業した学校の先輩やOBOG(38.3%)」という結果になりました。※複数回答

また、社会人エンジニアが選ぶ、新卒の就職活動に関する最適な相談相手は「社会人エンジニア(64.3%)」でした。次いで、「卒業した学校の先輩やOBOG(31.7%)」「就活エージェント(30.7%)」と続きます。※複数回答

エンジニアとして就職を検討している学生は、エンジニアに関する知識を持つ社会人やエージェントに相談しながら就職活動をすることで、自分に合った企業選びやキャリア形成ができるのではないでしょうか。

<事業責任者中嶋からの一言>

今回の調査から、社会人エンジニアのうち4割以上が新卒時の就職活動に対して後悔していることが明らかとなりました。就職活動について、エンジニアの知見を持つ人に相談できていた人は全体の15.7%であることから、エンジニアを目指すほとんどの就活生が、エンジニアに関する専門的な知識を有する人に相談できていなかった実情がわかります。

新卒での就職活動で重視していた軸は、「勤務地(41.0%)」や「職場の雰囲気(30.7%)」が多かった一方で、半数以上の社会人エンジニアが、もう一度就職活動をやり直すなら「給与(56.3%)」を重視することが分かりました。企業選びで妥協できる軸は、3年連続で「ネームバリュー」であることから、会社の知名度やネームバリューよりも、給与や業務内容を重視した企業選びが重要であると考えられます。

新卒でエンジニアを目指す学生は、エンジニアに関する知識を有する社会人エンジニアや先輩、就活エージェントなどに相談をしながら自分に合った企業選びをすることで、後悔のないキャリア形成ができるのではないでしょうか。

<調査概要>

調査対象:20代から30代の社会人エンジニア300名
調査年月:2022年12月27日~2022年12月28日
調査方法:Webアンケート調査
有効回答数:300名
調査主体:レバテック株式会社
実査委託先:楽天インサイト株式会社


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