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24年度卒業予定のエンジニアの就活、既に就職先が決まっている学生は全体の8.3%

24年度卒エンジニア就活動向調査

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レバテック株式会社が運営する、ITエンジニア専門新卒向け就職支援エージェント、レバテックルーキー( https://rookie.levtech.jp/ )は、24年度卒業予定のエンジニア志望大学生・大学院生156名を対象に、就職活動に関する動向調査を実施しました。

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24年度卒エンジニア志望学生のうち、就職先が決まっている学生は全体の8.3%

24年度卒業予定のエンジニア志望学生のうち、2023年2月時点で就職先が決まっている学生は全体の8.3%でした。全体の9割以上は就職先が決まっておらず、ほとんどの学生が就職活動中であることが分かります。

24年度卒のエンジニア採用動向調査*1によると、5社に1社が、昨年よりも採用開始時期を早めている一方で、早期就活といわれる年内の内定承諾は全体の8.3%未満にとどまりました。

新卒採用は年々早期化しているにもかかわらず、現在もほとんどの学生が就職活動中であることから、今年も就職活動の長期化が予想されるのではないでしょうか。

※1.レバテックルーキー【2022年9月発表】24年度卒エンジニア採用動向調査
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000498.000010591.html

約6割のエンジニア志望学生が企業選びの軸で「給与」を重視

エンジニア志望学生が企業選びで重視する軸は「給与(57.7%)」が最も多く、ついで「福利厚生(40.4%)」「職場の雰囲気(35.9%)」となりました。

社会人エンジニアを対象にした調査*2によると、転職理由の1位は「収入アップのため(42.4%)」となり、転職先に求めることで最も多かったのは、「給与や待遇の向上(64.7%)」でした。社会人エンジニアの転職活動においても、給与をはじめとした条件面を重視する人が多いようです。

新卒中途問わず、エンジニアの企業選びにおいては、年収面や待遇面が特に重要なポイントであるといえるでしょう。

※2.【2022年10月発表】社会人エンジニア転職意識調査
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000503.000010591.html

印象が良かった企業の特徴、1位は「人事が親切でフレンドリー」

エンジニア志望学生が選考を受けた企業のうち、印象が良い企業の特徴として最も多かったのは、「人事が親切でフレンドリー(51.9%)」となりました。ついで、「社風が良い(46.2%)」「自己成長できる環境がある(41.0%)」と続きます。

一方で、印象が悪い企業の特徴として最も多かったのは「面接官の印象が良くない(42.3%)」でした。ついで、「キャリアパスのイメージが持てない(30.8%)」「求人票の情報と相違点が多い(23.7%)」という結果になりました。

エンジニア志望の学生にとって、選考中に感じる人事や面接官の印象が、企業のイメージに強く影響を与えているようです。新卒でエンジニアを採用する企業は、選考に関わる採用担当者や面接官の教育・育成が重要といえるのではないでしょうか。

就活開始時、最も困ったことは「自分にマッチする企業の見分け方が分からない」

就職活動を始める際に困ったこととして、最も多かったのは「自分にマッチする企業の見分け方が分からない(50.6%)」でした。ついで、「面接に通過するためのコツや方法が分からない(36.5%)」「企業探しが難しい、探し方が分からない(34.6%)」と続きます。

過去の調査*3でも、「自分にマッチする企業の見分け方が分からない(41.0%)」が最多となり、ついで「企業探しが難しい、探し方が分からない(38.5%)」となりました。企業選考を受ける以前に、自己分析や企業選びに苦労する就活生が多いことが分かります。

※3.【2021年12月発表】新卒エンジニアに聞く、企業の選び方調査
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000429.000010591.html

<事業責任者からの一言>
今回の調査結果から、24年度卒業予定のエンジニア志望学生のうち、既に就職先が決まっている学生は僅か8.3%にとどまりました。多くの学生は、これからが就職活動の山場といえるでしょう。

エンジニア志望の学生が企業選びで最も重要視するポイントは、1位が「給与」、2位が「福利厚生」となり、年収面や待遇面を重視する学生が多いようです。好印象な企業の特徴としては、「人事が親切でフレンドリー(51.9%)」が挙げられることから、面接官や人事の印象が企業イメージに大きく影響していることが伺えます。

就活で最も苦労することは、昨年度の調査に引き続き「自分にマッチする企業の見分け方が分からない(50.6%)」となりました。新卒エンジニアを採用する企業の採用担当者は、自社の魅力付けだけでなく、就活生一人ひとりに寄り添って、就活相談やアドバイスをする必要があるのではないでしょうか。

<調査概要>
調査対象:エンジニア志望の大学生・大学院生156名(※24年度卒業予定)
調査会社:楽天インサイト株式会社(調査協力)
集計期間:2023年2月7日~2023年2月17日
調査方法:Webアンケート調査
有効回答数:156名


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