副業をしているエンジニアの約4割が地方の副業案件に参画、地方で働くことへの意識が浮き彫りに
ITエンジニアにおける副業の実態調査(中編)
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レバテック株式会社が運営するITエンジニア・クリエイター専門エージェント レバテック ( https://levtech.jp/ )は、エンジニアで副業をしている300名を対象に、副業の実態調査を実施しました。今回は前編・中編・後編に分けての発表となり、本記事では中編として、「地方での副業編」についてお届けいたします。
全文は下記からご覧いただけます。
https://levtech.jp/partner/guide/research/detail/179/
Summary
副業をしているエンジニアの約4割が地方案件の副業を実行
副業をしているエンジニアの約4割が地方の副業案件※に参画しています。地方副業案件に参画した理由で最も多かったのは「副収入を得たいから(42.9%)」となり、次いで「スキルアップしたいから(29.5%)」「地方貢献・創生したいから(18.1%)」と続きます。また、地方で行っている副業の案件数は「1件」と回答したエンジニアが最も多く、約6割となりました。
※地方副業=東京以外の道府県
地方副業に参画しているエンジニアの約7割が地元・出身地の案件
参画している案件の9割は「地方企業」のものとなり、自治体などの公的な案件は少ないようです。また、参画者の約7割が、参画しているのは自身の地元・出身地の案件と回答しました。
地方企業の多くは「サイト制作」を副業案件として依頼
参画している地方案件の職務内容では、「ITコンサルティング(20.0%)」が最も多く、次いで「HP制作(クリエイティブデザイン/15.2%)」、「HP制作(企画ディレクション/14.3%)」と続きます。首都圏の参画案件と比べると地方は「HP制作」の案件が比較的多く、地方の企業はサイト制作を副業案件として依頼することが多いことがわかりました。
地方で副業をしていないエンジニアの約6割が地方副業に「興味がある」と回答
副業をしているが、地方で副業をしていないエンジニアに地方副業に興味があるか聞いたところ、約6割のエンジニアが「興味がある」と回答し、地方副業に興味があることがわかりました。また、どんな地方副業であれば参画したいかの質問では、約2割のエンジニアが「地方創生に貢献できること」と、回答しています。
地方副業に「興味がない」と回答したエンジニアの理由では、「単価が安いイメージ(32.3%)」が最も多く、次いで「地方案件に出会うことがない(27.2%)」「地方案件にどんなものがあるのかを知らない(19.0%)」と続きます。地方での副業案件単価については後編で紹介予定です。
地方案件に接触する機会が少ないことからも、地方案件を都市圏の媒体へ露出強化をすることが、マッチングが成立する鍵になりそうです。
<調査概要>
調査対象:副業を行う都内在住のエンジニア300名
調査年月:2022年7月27日~2022年7月29日
調査方法:Webアンケート調査
有効回答数:300名
調査主体:レバテック株式会社
実査委託先:楽天インサイト株式会社